ポレン完結。ディアブロと、ノノネヌと、ポーンと。

12-04,2019



ポレンというイベントを、2012年に始めて
もう7年の月日が流れたんだ。

その間、6回のイベントを行い、
毎回開催し終えるたびに、

「今回のポレンは本当に凄かった……、
 今回を超えることは、もうないだろう」

と思って、

そして年末に新しいポレンを開催すると、
その予想を完璧に覆して、
前回の倍以上の凄さで圧倒されて、

そうやってポレンは、
開催するたびに前年の想像を塗り替えていく、
絶頂に絶頂を重ね続けた、
すごいイベントだった。


この前、ノノネヌさんに一年ぶりに会った時、

「そろそろ怖いよ。ここらで一回落ちてくれた方がほっとする」

って、その時も俺はそう言ってた。


そして、現段階で、最高のポレンだった前回のポレン6で、
ポレンを愛し続けてくれたディアブロは、
"次のポレンには参加しない宣言"をして、


例年、
「ポーンさん、今年もポレンを開催してもよろしいでしょうか」
って俺がツイートすると、
ポーンさんが、
「はい、もちろんです!!」みたいなリプライを返してくれて、
それをきっかけに、
みんなの中にポレン熱が一斉に燃え上がるのが好きだったけど、


今年返ってきたポーンさんのリプライは、

「はい、喧嘩が起こらないようにお願いします」

という内容で、


見た瞬間、
これはやばいな、
って思って、


すると、そのツイートにリプライがついていることに気づいて、

見たらノノネヌさんで、

「僕がいないから大丈夫ですよ」

という、ディアブロツイート。


この類のツイートを、俺は今後ディアブロツイートと呼ぶことにする。
ハードボイルドセンチメンタルツイート略して、ディアブロツイート。
格好いい。


その数秒後の俺の頭ん中は、

・・・これをどうやって、見なかったことにできるだろう・・・
・・・大丈夫、たいしたことない。なんてことないツイートさ・・・
・・・何も気にせず、ポレン7しろ、そうしないと年末年始食いっぱぐれるぞ・・・



現実の事象から逃れる創作も嫌いじゃない。
けれど、
それを現実を取り込んでいって作品化してきた1つがポレンだったし、
何より、ポーンさんとの関係を取り込んだ最もな作品で、
その事象を無視して、
それが果たして、ポレンって言えるのか?
そういう矛盾から目を逸らしきれない。


ポーンさんだけでなく、ディアたんやノノネヌさんだけでなく、
参加した全員とその周辺の空気さえ飲み込んで、
それら全てによって作られてきたロールこそが、ポレンなんだ。

ポーンさんのツイート自体は、
単純に「楽しくやってくださいね」という意味だと思うけれど、
ノノネヌさんを始めとする人たちや、ポレン全体を見返したとき、
それを別の意味へと変えるような状態に、ポレンは至っているのかもしれない。

それはポレンの朽ち果てを意味しているのかも。

しかし、それらを無視すれば、自己矛盾であり、
逆に受け入れるなら、ポレンは否定されなければならないのかも。


ポレンは、ポレンという物語の中で、
自らを否定する・・・

そういうロールに辿り着いてしまったのかも。
うわああああああ。


それが正しいと予感させる要素はある。


・たった数百人の小規模イベントではあるけど、
 これまでポレンは毎回最高を塗り替え続けて、それは6回を記録した。
 最高のままで終われる気がする。

・ポレンの中で、AMは、ずっとST負け続けて、
 ジスカルドも死に、明鏡止水も死に、暗黒ハジメロボも死に、
 ディアブロによって復活した魔人達ですら敗れて、
 AMvsSTというポレンストーリーからしても、
 AMの完全敗北の物語としてこれ以上ないほど完成している気がする。

・それらの中心にいたディアたんやノノネヌさんが、
 今後参加しないポレンに面白みがない。
 彼らがいないというだけで、それは象徴となり、縮図となり、
 今後のポレンに、きっと小さくないバイアスが作用して、
 忖度して弱いST、つまらない方向で空気を読む参戦者達、
 保身と無難さから、味気のないキャラと、味気ないツイートがぽつぽつのポレン、
 とかになってしまいそう。
 そう考えると、灼熱と混沌のポレンの火は、この瞬間に消えているのかもしれない。

・それを無理に灯して、過去のポレンの栄光を汚すより、
 種火を引き継いで、新たな物語を灯す時がきたのかもしれない。


そう思い直して、

ポレンはやめることにします、

ってポーンさんにリプライした。
ポーンさんに迷惑をかけるわけにはいかない。


すると、
前述のとおり、
ポレン6までに至る物語が、自らそうさせたと思うと、
不思議と必然のようにも、
そうあるべきことのようにも感じられてきた。


あるいは、ポーンさんの「喧嘩のおこらないように」というツイートが、
まるでポレンの中の、
"論理的明晰さによる無慈悲なまでの強さを追求する秩序的勢力"のSTの、
そのSTの長として、象徴的秩序的表現として、

これまで敗北させ続けたAMへの最後のとどめとして、

ポレンという混沌の世界全体を、
その秩序の剣によって消滅せしめしたようにも解釈すれば、

ポーンさんの偉大なる最後のロールのようにすら、
俺には昇華できたんだ。



ポレンという物語、ここに完結。



ポレン。

本当はそれは、本来の意味をとっくに消失していて、
いつしか、そこに参加した沢山の戦士達の、
争いの中で紡がれた物語の意として、代わっていたと思う。


そんな彼らの戦いの物語を、もっと紡ぎたい。


終わりによって、始まりは生まれるんだ。


そこなら、もうポレンじゃないから、
ディアたんもノノネヌさんも心置きなく参加できると思う。

何の遠慮も要らない。
なぜなら、そこは、もうポレンじゃないし、

あれから数兆年・・・、
論理的な明晰さによって容赦のない無慈悲なまでの強さを追求する、
かつてのSTのような、新たな超巨大・秩序勢力と、

大昔STという秩序勢力に叩きのめされたが、何故か虫の息で生きながらえており、
その新たな秩序勢力にどうにか抗おうとする、
ロマンチシズム&可愛い&意味不明&ばか、という混沌のAMとが、

威信をかけて争う、
現実の事象を取り込んだ凄まじい戦場を舞台とした、
新しい物語だから、
きっと大丈夫。


似てると思ったかもしれないけど、
新しい物語だから。



うらああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

新しい物語、え、なにそれ、つまんねとか言われてもいいんじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

参加者4人、とかでも
超絶なんじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

だから、大人しくポレン7やっときゃよかったのに、とかあとから言われても、
超絶なんじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


今年も俺が超絶面白してやるんじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みてろぼけええええええええええええええええええええええええええ



・・・・ところが、このブログを書き終えた直後、

予想していなかったことが起きた・・・!!!

つづきはこちら
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