GGDの中に生まれた奇妙な敵AI

02-14,2016

GGDの敵AIは、ユニークだ。

今日、ポーンさんとの会話で、ほんの少しその話が出た。

もうずいぶんと昔の話だが、
何かのときに、ポーンさんに、GGDのゲームの敵AIについて話したことがあったのを、
ポーンさんは覚えていたようだ。

GGDの敵AIは、
基本的には、ランダムに動く。

しかし、技1つに1つに特定の評価判定を組み込んでいて、
そのランダムと評価関数の偶然の組み合わせが、
その時々のシチュエーションとも絡み合って、
稀に、ユニークな行動を生む。

それは、時には突飛で、時には地味で、
時には、びっくりするくらい人間臭い行動のように見えたりする。

その後、GGDの技はどんどんと増え続け、
それと相俟って、評価関数も増えていった。

最終的には、GGDの敵AIは、ランダムと評価関数の狭間に、
独特のユニークさを確立したかのように見えた。

昔、私がポーンさんに話したのは、そんな話だった。


だが、これらの話を実際に体験した人は、
今では数えるほどもいないと思う。

現在、GGDは、
残存する数少ないハイエンドプレイヤー側の強さのインフレによって、
微妙なバランスのシチュエーションにめぐり合うことそのものが、
減っているかもしれない。

しかし、彼らでも、今なお、最難関の最奥まで行けば、
今でもそのような境遇にめぐり合うこともあるだろう。


複雑な評価判定の積層に、ランダムなゆらぎの楔を打つことによる、
不思議なユニークさ。

今日は、そんな話を書いてみた。