アメリカ軍 最強爆弾MOAB(モアブ)を実戦で初使用!アフガン・イスラム国ISに。

04-14,2017

yaul君という友人が、MOABのニュースをリツイートしてくれていたので、MOABについての記事を書きますね。
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◆報道内容

2017年4月13日、アメリカ軍が、大規模爆風爆弾・MOAB(モアブ)を、アフガニスタンのイスラム過激派組織のイスラム国ISの地下施設に対して、使用したことを、アメリカ国防総省が発表し、報道されました。

MOABは、核兵器以外では、史上最大の爆弾と言われており、実戦での使用は今回が初。
トランプ大統領が、"米軍を誇りに思う また1つ大きな成功だ " とコメントしているようです。実際に大統領本人が投下の指示を行ったかどうかについては、コメントを避けたとのこと。


◆MOAB(モアブ)とは

MOABは、2002年から開発が進められ、これまで何度かの実地実験を経ています。
過去に一度、イラク戦争の際に使用が検討されていたようですが、その時は実戦配備までで、使用までには至りませんでした。
実戦で投下されたのは、今回が初めてになります。

MOABの正式名称は、Massive Ordnance Air Blast bomb。
Mother Of All Bombs=全ての爆弾の母 という意味でも使われることもあるようです。


◆MOAB(モアブ)の威力

実際の威力のほどは詳細は不明ですが、ネットからの情報によれば、TNT換算では広島原爆の1/1000~1/1500。爆発半径は1.6kmほどのようです。

ゲーム「コールオブデュティMW3」等では、連続25キルした際のエクストラストリークとして、MOABが登場し、ゲーム内では核兵器と同等の威力で演出されています。
現実にも、キノコ雲があがるほどの威力のようです。


◆予想される経緯や意味。北朝鮮を牽制か。

今回の経緯としては、IS勢力への攻撃という以外にも、北朝鮮が核実験を臭わせていたことに対する牽制の意味なども含まれていたことが予想されます。
というのも、2日後に予定されている北朝鮮・故・金日成生誕105周年記念日にあわせて、北朝鮮が核実験の準備をしていることを、国防総省が衛星でとらえており、トランプ大統領も警戒していることを声明していました。
13日に行われた実戦投下は、記念祭の3日前に当たります。
また、それ以外にも、トランプ大統領の就任後の、国外国内への威厳を示すことのできる大きな出来事になったことは間違いないでしょう。


◆ネットの疑問の声

一方ネットでは、報道ではアフガニスタンのIS施設に対し使用とされてはいますが、イスラム国ISは、主にイラク・シリア・レバノンなどに集中しており、アフガニスタンは存在していないのではないか、という疑問の声もあるようです。
確かに、ネットで"ISの勢力図"と検索しても、そこにアフガニスタンが含まれる画像は出てきません。
ただ、アフガニスタン内でも、ISを名乗るテロが起こったり、「アフガニスタンの巨大勢力であるタリバンとは別に、ISの勢力が拡大している」というような過去の報道が散見されたもしていて、この辺は、はっきりしません。


◆関連リンク

ツイートからの現地の映像
実験時の映像

AFPニュース